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当科では火曜、木曜の午前と午後、水曜の午前に末梢血管の病気の診察受付をしています。 H16/6/11より金曜午後の血管外来では心臓血管外科専門医による診療を行なっています。詳細はここをクリックしてください。 |
閉塞性血栓血管炎
(ThromboAngiitis Obliterans
TAO)とも呼ばれ、20〜40才の比較的若い男性に多く発症する、四肢の動脈が詰まる病気です。原因不明ですが、本症の患者のほとんどは喫煙者であり,タバコは原因ではなくとも本症の病状進行に何らかの関与をしていると考えられています。またいわゆる難病、厚生省特定疾患に指定されています。 ↑上図は右下肢動脈造影で膝窩動脈から前脛骨動脈(A)と後脛骨動脈(P)の分岐直後に閉塞があり、多数の側副血行路が見られる。30歳男性で1日60本以上のヘビースモーカーでした。ご本人の許諾を得て掲載。 手足の冷え、しびれ、痛み、歩くと下肢が痛くなる間欠性跛行などで、進行すると足先に潰瘍ができたり、足が腐ったりします。約40%で静脈炎を伴い、皮下静脈に沿って皮膚が赤くなり、痛みも生じます。よく見られる病変部位は下腿足部動脈、膝窩動脈、浅大腿動脈の順です。
厚生省特定疾患難治性血管炎調査研究班で策定した治療方針の概略を表にしました。
最近では国内の先端研究施設にて血管内皮細胞を増やす増殖因子(HGF)の遺伝子投与による血管新生遺伝子療法や、自己骨髄細胞移植による血管再生療法の難治例での臨床研究が進行しており成果が期待されます。
禁煙を含めた治療の原則を守り、薬物療法などにより潰瘍が治った場合には、病状が進展することは少なく、血管の閉塞範囲に改善はみられないものの、自然のバイパス=側副血行路が発達して症状の増悪は普通見られない。長期的にも閉塞範囲がさらに中枢側に進展して大腿部や下腿部などの大切断に至る例は少ないとされている。 |
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