PREVENT研究 (Long-Term,
Low-Intensity Warfarin Therapy for the Prevention of
Recurrent Venous Thromboembolism)
深部静脈血栓症再発予防のための長期、低用量ワーファリン療法
Paul M Ridker, M.D., Samuel Z. Goldhaber, M.D., Ellie
Danielson, M.I.A. and others
NEJM 2003年;348号
(目的)
深部静脈血栓症の3〜12ヶ月間の再発予防の標準治療はINR2.0〜3.0の中用量のワーファリン投与とされているが、更に長期に渡っての治療についての治療方針については明らかではなかった。
(方法)
特発性深部静脈血栓症で中用量の抗凝固療法を平均6.5ヶ月受けている患者を対象にプラシーボと低用量ワーファリン(目標INR1.5〜2.0)に無作為に振り分けた。深部静脈血栓症と、重大出血事故、死亡について追跡した。
(結果)
研究には508例がエントリーし、最大4.3年間(平均2.1年)まで追跡された時点で中止された。プラシーボ群の253例中37例が深部静脈血栓症を再発(7.2例/100例/年)したのに比し、ワーファリン低用量群では255例中14例にとどまり(2.6例/100例/年)、低用量ワーファリンによるリスク低下は64%であった(危険率0.36、95%信頼限界は0.19〜0.67)。